AI画像のAI臭さを消すプロンプト!普通の人物っぽい実写風写真の作り方【スマホ自撮り・使い捨てカメラ風も】

AI画像を実写風にしたはずなのに、完成した画像を見ると「なんかAIっぽい……」

顔立ちは整いすぎ、肌はツルツル。光は映画のワンシーンみたいに綺麗で、髪も服も乱れひとつない。画像そのものは綺麗なのに、普通の人を撮った写真には見えないことがある。

そこで今回は、AI画像特有の不自然さをできるだけ減らし、日常で普通に撮影した人物写真のような実写感へ近づけるプロンプトをまとめた。

基本となる考え方だけでなく、スマホ自撮り風、何気ない日常スナップ風、使い捨てカメラ風まで、コピペして試せるプロンプトも紹介していく。

目次

そもそもAI画像の「AI臭さ」はどこから出てくる?

AI画像がAIっぽく見える原因は、一つではない。

  • 肌が均一すぎて毛穴や細かな質感がない
  • 顔の左右差が少なく整いすぎている
  • 髪の毛が一本残らず綺麗にまとまっている
  • 服に自然なしわや着用感がない
  • 光が映画やスタジオ撮影のように綺麗すぎる
  • 人物がいつも完璧な位置に収まっている
  • 背景まで綺麗に整理されすぎている
  • 何気ない写真なのにポーズがモデル撮影のようになっている

つまり、実写感を出したい場合は単純に画質を上げればいいわけではない。

綺麗にする方向ではなく、現実の写真に存在する小さな不完全さを戻していくことが重要になる。

AI臭さを消す基本は「普通の写真」を目指すこと

実写風の人物を作るときに、つい入れたくなるのが「最高品質」「超高精細」「映画のような照明」といった言葉。

ところが、AI臭さを消したい場合には、これが逆効果になることもある。

目指したいのは写真集でも広告でもなく、スマホの写真フォルダに普通に入っていそうな一枚

ordinary person・candid photoを使う

人物をモデル撮影っぽくしたくないときに使いやすいのが、次のような言葉。

  • ordinary person:普通の人物
  • candid photo:自然な瞬間を撮った写真
  • casual snapshot:何気ないスナップ写真
  • unposed:ポーズを決めていない
  • everyday setting:日常的な場所

「美しい人物を撮影した作品」ではなく、そこにいた人を普通に撮った写真という方向へ寄せやすくなる。

肌を綺麗にしすぎない

AI画像で特に目立ちやすいのが、陶器のようになめらかな肌。

実写感を出したい場合は、次のような言葉を加えてみよう。

  • realistic skin texture
  • natural skin texture
  • visible skin texture
  • subtle skin imperfections

細かな肌の質感が加わるだけでも、CGやイラストのような印象はかなり薄くなる。

髪や服も少しだけ崩す

現実の髪は常に綺麗にまとまっているわけではないし、服にも自然なしわができる。

そのため、次のような言葉も実写感を出しやすい。

  • flyaway hair:少し飛び出した髪
  • loose strands of hair:細く乱れた髪
  • realistic clothing wrinkles:自然な服のしわ
  • casual clothing:日常的な服装

ただし、汚したり乱したりすればリアルになるわけではない。あくまで普通に生活していれば自然に発生する程度がちょうどいい。

映画的な照明を避ける

人物生成では、何も指定していないのに映画のワンシーンのような光になることがある。

普通の写真へ寄せたい場合は、次のような自然な光を指定すると使いやすい。

  • natural daylight
  • soft daylight
  • ambient indoor light
  • overcast daylight

反対に、cinematic lightingstudio lightingは、今回の目的ではAIっぽさを強める原因になりやすい。

AI臭さを減らす基本プロンプト

まずは、普通の人物写真を作るためのベースとして使いやすい形から。

ordinary person, candid photo, casual snapshot, natural daylight, realistic skin texture, subtle skin imperfections, flyaway hair, realistic clothing wrinkles, casual clothing, everyday setting, unposed, informal composition, authentic atmosphere, photorealistic

これを土台に、人物の年齢、髪型、服装、場所などを追加していく。

たとえば室内なら「simple room」、街なら「ordinary street」、カフェなら「casual cafe」など、背景も盛りすぎず簡潔に指定した方が自然になりやすい。

AI臭さが強くなりやすい言葉

画像生成AIやモデルによって違いはあるが、次のような言葉を大量に入れると、普通の人物写真から離れやすい。

  • masterpiece
  • perfect face
  • flawless skin
  • glamorous
  • fashion photography
  • cinematic lighting
  • studio lighting
  • doll-like skin
  • ultra smooth skin

高品質化のためによく使われる言葉でも、目的によっては入れない方が自然になる。

ネガティブプロンプトを使える場合

ネガティブプロンプトに対応している画像生成AIなら、次のような指定も試しやすい。

studio lighting, cinematic lighting, fashion shoot, flawless skin, perfect face, overly polished, glamorous, doll-like skin, excessive beauty retouching

ネガティブプロンプトを使えないAIなら、こうした要素を最初から入れないだけでもOK。

スマホ自撮り風にするプロンプト

AI臭さを消す方法として特に使いやすいのがスマホ自撮り風

スマホのフロントカメラは、高級カメラで撮影したポートレートとは構図も写り方も違う。

  • 顔とカメラの距離が近い
  • 腕を伸ばして撮影した構図
  • 少し不自然な撮影角度
  • 日常的な室内光
  • 背景も普通の生活空間

このあたりを意識すると、自撮りらしさが出やすい。

ordinary young woman, smartphone selfie, front camera, arm's length composition, casual snapshot, indoor ambient light, realistic skin texture, subtle skin imperfections, flyaway hair, natural expression, everyday room, slightly imperfect framing, phone camera look, photorealistic

さらにラフさを足したい場合は、slightly awkward angleinformal compositionを追加してもいい。

逆に、studio lightingやfashion photographyなどを混ぜると、自撮りのはずが宣材写真のようになりやすいので注意。

スマホで撮った日常スナップ風にするプロンプト

自撮りではなく、友人や家族がスマホで何気なく撮ったような写真にしたい場合はこちら。

ポイントは、写真として完成させすぎないこと

少し余白があったり、人物が完全な中央からずれていたりするだけでも、スナップ写真らしさが出てくる。

ordinary person, candid street snapshot, smartphone photo, natural daylight, casual outfit, realistic skin texture, unposed, informal composition, everyday urban background, slightly imperfect framing, authentic atmosphere, photorealistic

カフェならcasual cafe snapshot、散歩中ならweekend street snapshotなど、状況を一つだけ加えると使いやすい。

背景を細かく指定しすぎると、今度はセットのような不自然さが出ることもある。主役に必要のない物は増やしすぎない方が自然。

使い捨てカメラ写真風にするプロンプト

普通のデジタル写真とは違う方向からAI臭さを消せるのが、使い捨てカメラ風

画質を完璧にするのではなく、昔のフィルム写真にある不完全さを加えていく。

  • 真正面から当たる強いフラッシュ
  • フィルム特有の粒子
  • 少し不安定な色
  • 軽い白飛び
  • ラフな構図
  • 完璧ではない露出
ordinary person, disposable camera photo, direct flash, casual snapshot, film grain, slightly washed colors, imperfect exposure, candid composition, everyday setting, early 2000s atmosphere, authentic film look, photorealistic

フィルム感をもう少し強くしたい場合は、slight color castgrainy textureflash photographyなどを追加して調整する。

ただし、粒子や色かぶりを強くしすぎると、今度は人物ではなく加工そのものが目立ってしまう。使い捨てカメラらしさは、少し足りないくらいから調整していく方が扱いやすい。

さらに普通の写真へ寄せるなら「撮影の失敗」も少し使える

現実の写真は、いつも完璧に撮れるわけではない。

ほんの少しだけ撮影上の不完全さを加えると、AI生成特有の完成されすぎた雰囲気を崩せる場合がある。

  • slight motion blur:わずかな動体ブレ
  • slightly out of focus:ほんの少しピントが甘い
  • minor camera shake:軽い手ブレ
  • imperfect exposure:完全ではない露出
  • slightly blown highlights:軽い白飛び
  • digital noise:デジタルノイズ

ここも重要なのはslightminor程度にとどめること。

強く指定すると、ただの失敗写真になってしまう。

うまくAI臭さが抜けないときの調整方法

顔が整いすぎている場合

ordinary personnatural expressioncandid photoなどを追加してみよう。

同時にperfect face、glamorous、fashion photographyなど、完成されたモデル写真へ引っ張る言葉が入っていないか確認する。

肌がツルツルすぎる場合

realistic skin texturevisible skin texturesubtle skin imperfectionsを追加。

肌の質感については、細かな毛穴や赤みなどを個別に指定する方法もある。

照明が綺麗すぎる場合

cinematic lightingやstudio lightingを外し、natural daylightambient indoor lightovercast daylightなどに変更してみよう。

特に曇りの日の自然光は、ドラマチックになりすぎず普通の写真へ寄せやすい。

背景までAIっぽい場合

背景を細かく作り込みすぎている可能性がある。

simple roomeveryday settingordinary streetなど、簡単な指定へ戻してみよう。

生活感を出そうとして家具や観葉植物、小物などを大量に指定すると、かえってAIが作ったセットのように見えることもある。

AI臭さを消したいなら「高品質」より「普通」を意識しよう

AI画像を自然な実写風へ近づけるときは、何でも高品質にすればいいわけではない。

むしろ重要なのは、現実の写真に普通に存在する小さな不完全さを残すこと。

  • 普通の人物を指定する
  • ポーズを決めすぎない
  • 肌の質感を残す
  • 髪や服を完璧に整えすぎない
  • 自然光や普通の室内光を使う
  • 構図を綺麗にまとめすぎない
  • 背景を作り込みすぎない

さらに撮影方法そのものを変えれば、スマホ自撮り、日常スナップ、使い捨てカメラといった違った方向からもAIっぽさを崩せる。

「AIで作った完璧な写真」ではなく、「誰かが普通に撮った一枚」を目指す。

この考え方をベースに調整していくと、人物画像の雰囲気はかなり変わってくる。


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