ChatGPTに個人情報を書いて大丈夫なのか。
これはかなり大事な話。
結論から言うと、何でも書いていいわけではない。
ChatGPTは便利。
でも、チャット欄に書いた内容や、アップロードした画像・ファイルは、ChatGPTに送られる。
だから、名前・住所・学校名・パスワードなどは書かない方が安全。
この記事では、初心者にも分かるように、書いていいこと・書かない方がいいことを整理する。
ChatGPTはスマホの中身を勝手に全部見るわけではない

まず、ここは安心していい。
ChatGPTは、あなたのスマホの中身を勝手に全部のぞくわけではない。
写真フォルダ、LINE、連絡先、メモ帳。
そういうものを勝手に全部読むわけではない。
ただし、自分で送ったものは別。
チャットに書いた文章。
送った写真。
アップロードしたPDFや画像。
それらは、回答を作るためにChatGPTへ送られる。
つまり、考え方はシンプル。
勝手に全部見られるわけではない。
でも、自分で送ったものは見られる。
個人情報とは「誰か分かる情報」のこと

個人情報は、名前や住所だけではない。
「それを見ると誰か分かる情報」は個人情報になりやすい。
たとえば、これ。
- 本名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 学校名
- 会社名
- 顔写真
- 学生証
- 保険証
- マイナンバー
- パスワード
- 認証コード
- SNSのID
- 家の最寄り駅
- 友達や家族の名前
1つだけなら分からなくても、組み合わせるとバレることがある。
「〇〇中学校の2年3組」
「〇〇市に住んでいる」
「バスケ部」
ここまで書くと、分かる人には分かる。
だから、相談する時はぼかす。
学校名ではなく「学校」。
本名ではなく「友達」。
住所ではなく「関東」「東京都内」くらいにする。
ChatGPTに書いていいこと

個人が分からない形なら、かなり色々なことを書いていい。
たとえば、こういう使い方。
- 英語の意味を聞く
- 数学の解き方を聞く
- 作文を直してもらう
- ブログ記事の案を出してもらう
- 旅行の計画を考える
- 創作キャラを考える
- 悩みを整理する
- 言い方をやさしく直す
大事なのは、個人情報を入れすぎないこと。
悪い例。
「〇〇中学校2年3組の山田です。佐藤先生に怒られました」
良い例。
「中学生です。先生に注意されて落ち込んでいます。気持ちを整理したいです」
相談内容は同じ。
でも、下の方が安全。
ChatGPTに書かない方がいいこと

次の情報は、そのまま書かない方がいい。
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
- 認証コード
- クレジットカード番号
- 銀行口座
- マイナンバー
- 学生証の写真
- 保険証の写真
- 免許証の写真
- 学校名とクラス
- 友達の本名
- 家族の勤務先
- 会社の内部資料
- 公開していない契約書
特にダメなのは、パスワードと認証コード。
これは絶対に書かない。
ログイン画面のスクショにも注意。
パスワードや認証コードが写っていたら、送る前に消す。
「30日保存」ってどういう意味?

ChatGPTについて調べると、「30日保存」という話が出てくる。
これは大事。
ざっくり言うと、削除してもすぐ完全に消えるとは限らない、という意味。
一時チャットは、履歴には出ない。
メモリにも残らない。
モデル改善にも使われない。
でも、安全確認のために、コピーが最大30日残る場合がある。
削除した通常チャットも同じ。
画面からはすぐ消える。
でも、OpenAIのシステムから完全に消えるまで、原則30日以内かかる場合がある。
ファイルも注意。
チャットに送ったファイルは、チャットやライブラリに残ることがある。
ファイルを削除した場合も、完全削除は原則30日以内。
メモリも別で考える。
メモリを削除しても、安全確認や不具合調査のために、削除済みメモリのログが最大30日残る場合がある。
つまり、こういうこと。
消したら画面からは消える。
でも、すぐ完全にゼロとは限らない。
だから、あとで消せばいいと思わない方がいい。
最初から危ない情報を入れない。
これが一番安全。
一時チャットは便利。でも完全無敵ではない

一時チャットは、残したくない相談に向いている。
履歴に出ない。
メモリにもならない。
モデル改善にも使われない。
ここだけ聞くと、何を書いても大丈夫に見える。
でも、違う。
安全目的で最大30日保持される場合がある。
だから、一時チャットでも個人情報は書かない方がいい。
向いている使い方はこれ。
・一回だけ相談したい
・履歴に残したくない
・メモリに覚えさせたくない
・普通の相談より少し慎重に使いたい
向いていない使い方はこれ。
・住所を書く
・パスワードを書く
・認証コードを書く
・学生証を送る
・友達の本名を書く
一時チャットは便利。
でも、「何を書いても安全」ではない。

メモリ機能は「覚えてくれる機能」

ChatGPTにはメモリ機能がある。
これは、あなたの好みや設定を覚えてくれる機能。
たとえば、こういうもの。
・花が好き
・鳥を飼っている
・風邪を引きやすい
・月影先生に顔が似ている
こういう情報なら便利。
毎回説明しなくてよくなる。
でも、何でも覚えさせるのは危ない。
覚えさせない方がいいもの。
・詳しい住所
・学校名とクラス
・家族の本名
・病気の詳しい話
・友達の秘密
・勤務先の内部情報
メモリは、チャット履歴とは別。
チャットを消しても、メモリが残る場合がある。
消したい時は、設定から削除する。
または、ChatGPTに「その情報は忘れて」と伝える。

写真やスクショを送る前に見るところ

画像は便利。
でも、個人情報が入りやすい。
送る前にここを見る。
- 名前が写っていないか
- 住所が写っていないか
- 学校名が写っていないか
- 顔が写っていないか
- 通知が写っていないか
- LINEの相手名が写っていないか
- 地図の現在地が写っていないか
- 制服や名札が写っていないか
- 宅配伝票が写っていないか
見られたくない場所は隠す。
黒塗り、モザイク、切り取り。
どれでもいい。
ただし、薄いペンで隠すのは危ない。
しっかり読めないようにする。
ファイルをアップロードする時の注意点

PDFやWordを送る時も注意。
ファイルの中には、自分でも忘れている情報が入っていることがある。
たとえば、これ。
・本名
・学校名
・会社名
・先生の名前
・友達の名前
・住所
・電話番号
・契約内容
・お金の情報
送る前に一度見る。
「これ、知らない人に見られても大丈夫?」
そう思えないなら送らない。
必要なら、名前や場所を消してから送る。
友達や家族の情報も勝手に書かない

自分の情報だけではない。
友達や家族の情報も注意。
友達の本名。
SNSのID。
顔写真。
学校名。
家の場所。
こういうものを勝手に書くのは避けたい。
相談するなら、ぼかせばいい。
悪い例。
「同じクラスの田中〇〇さんが、Instagramの@xxxxxで悪口を書いています」
良い例。
「同じクラスの友達とSNSでトラブルになりました。相手を責めずに距離を置きたいです」
これで十分相談できる。
誰か分かる情報はいらない。
中学生・高校生向けの安全ルール
挿絵:chatgpt_privacy_11.jpg
挿絵プロンプト:横長4:3、1280×960、スマホを持つ若い女性キャラとチェックリスト、「本名を書かない」「学校名を書かない」「写真は確認」「困ったら大人に相談」と表示、制服ではなく私服、初心者向け、安全教育風、日本語ラベル入り
中学生・高校生は、これだけ覚えておけばいい。
本名を書かない。
学校名を書かない。
住所を書かない。
顔写真をそのまま送らない。
パスワードを書かない。
認証コードを書かない。
友達の秘密を書かない。
つらい悩みをAIだけで抱えない。
ChatGPTは相談には使える。
でも、本当に困っている時は人にも話す。
親、先生、スクールカウンセラー。
信頼できる大人に相談していい。
AIは便利。
でも、現実で助けてくれる人の代わりにはならない。
安全な書き方の例
個人情報は、少し変えるだけで安全になりやすい。
悪い例。
「〇〇中学校2年3組です。山田さんとLINEでケンカしました」
良い例。
「中学生です。友達とメッセージアプリでケンカしました。仲直りの言い方を考えたいです」
悪い例。
「私の住所は〇〇です。近くの遊び場を教えて」
良い例。
「東京近辺で、中学生でも行きやすい屋内スポットを教えて」
悪い例。
「この会社の契約書を要約して。社名と担当者名も入っています」
良い例。
「会社名と個人名を消した契約書の一部です。分かりやすく要約してください」
コツは3つ。
名前を消す。
場所を広めにする。
誰か分かる情報を消す。
迷ったらこの基準で考える
迷ったら、これだけ考える。
知らない人に見られても大丈夫?
SNSに出しても困らない?
親や先生に見られても大丈夫?
友達に見られたらイヤじゃない?
パスワードや認証コードは入っていない?
1つでも不安なら、そのまま送らない。
ぼかす。
消す。
一時チャットを使う。
それでも危ない情報は書かない。
まとめ:ChatGPTには「書く前に消す」が一番大事
ChatGPTは、スマホの中身を勝手に全部見るわけではない。
でも、自分で送った文章・画像・ファイルはChatGPTに渡る。
だから、個人情報は自分で守る必要がある。
大事なポイントはこれ。
・本名を書かない
・住所を書かない
・学校名を書かない
・パスワードを書かない
・認証コードを書かない
・顔写真や学生証をそのまま送らない
・友達や家族の情報も勝手に書かない
・削除しても最大30日残る場合がある
・一時チャットも完全無敵ではない
・メモリはチャット履歴とは別で管理する
ChatGPTは怖いものではない。
でも、何でも書く場所でもない。
安全に使うコツは、送る前に個人情報を消すこと。
名前を消す。
場所をぼかす。
写真を確認する。
それだけで、かなり安心して使いやすくなる。















































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