【AI画像生成】“スタイル指定”の完全ガイド|絵柄・質感・世界観をコントロールする方法

AI画像生成でいう「スタイル指定」は、
・どんな絵柄で描くか
・どんな質感で仕上げるか
・どんな世界観・雰囲気にするか

をコントロールするための指示です。

同じ「女の子が本を読んでいる」という内容でも、

  • アニメ調
  • 劇画調
  • 写真風のリアルタッチ
  • 色鉛筆スケッチ風
  • 昭和レトロなポスター風

など、スタイル指定次第で「別物レベル」に仕上がりが変わります。

ブログやSNS、YouTubeサムネなどで世界観を統一したい人ほど、スタイル指定は超重要な要素になります。


目次

スタイル指定でコントロールできる3つの要素

絵柄(画風)

まず一番わかりやすいのが「絵柄」です。

  • アニメ調
  • マンガ風
  • デフォルメイラスト
  • 写実的・リアル系
  • 油絵風・水彩画風
  • 色鉛筆スケッチ風
  • ピクセルアート風

など、パッと見の印象を決める部分になります。

同じキャラクターでも、絵柄が変わると“別のキャラ”に見えてしまうので、
ブランドやキャラを育てたい場合は「絵柄を固定する」のが大事です。

質感(テクスチャ)

質感は、画面から伝わってくる

  • ざらざら/つるつる
  • 紙っぽい/メタリック
  • 柔らかい/硬い

といった触り心地のイメージです。

例としては:

  • 「キャンバス地に描いた油絵風」
  • 「ざらっとした水彩紙の質感」
  • 「フィルム写真のような粒子感」
  • 「ツヤのあるプラスチックっぽい質感」

などがあります。

同じアニメ調でも、質感を変えるだけで“安っぽさ”や“情報量の多さ”が変わり、クオリティの印象が大きく変化します。

世界観・雰囲気

世界観・雰囲気は、

  • どこの場所なのか(都会/森/海/宇宙…)
  • どんな時代なのか(現代/昭和レトロ/近未来…)
  • どんな空気感なのか(ポップ/ダーク/エモい…)

といった、その絵が属している“世界”の設定です。

例:

  • 近未来サイバーパンク風の東京
  • 昭和レトロな商店街
  • ハイファンタジーの森と城
  • ネオンが光るナイトシティ

ここをしっかり指定すると「毎回ちゃんと同じ世界観の画像が出てくる」ようになり、シリーズ物のコンテンツに向いています。


プロンプト内でのスタイル指定の書き方

基本の順番:スタイル → 構図 → 内容

スタイル指定を入れるときは、プロンプトの前半にまとめて書くのがコツです。

例:

「アニメ調で、柔らかい水彩風の質感、ポップで明るい世界観。1280×960の横長構図で、女の子がAIについて解説しているイラスト」

このように、

  1. 絵柄(アニメ調/劇画調など)
  2. 質感(水彩風/フィルム写真風など)
  3. 世界観(ポップ、近未来、昭和レトロなど)
  4. 構図(横長4:3、バストアップ、引きの構図 など)
  5. キャラやシーンの内容

という順で書くと、かなり安定した結果が出やすくなります。

強く反映させたい要素は「具体的な言葉」で

「可愛い感じで」「おしゃれな雰囲気で」などの抽象的な表現だけだと、
AIによって解釈がバラバラになりやすいです。

例えば、

  • 「ポップでカラフル」→
    「明るい色を多用したポップな配色で、彩度高め。カラフルな背景」
  • 「レトロ」→
    「昭和レトロ風。くすんだ色味、看板が多い商店街のような雰囲気」

のように、**イメージが具体的に伝わる単語を足してあげると安定します。


よく使うスタイル指定キーワードの具体例

絵柄系キーワード

  • anime style / アニメ調
  • manga style / マンガ風
  • comic style / コミック調
  • watercolor illustration / 水彩イラスト風
  • oil painting / 油絵風
  • pencil sketch / 鉛筆スケッチ風
  • colored pencil / 色鉛筆風
  • flat illustration / フラットデザイン風
  • pixel art / ドット絵風

質感系キーワード

  • on textured paper / 紙の質感を強調
  • grainy / フィルムの粒子感
  • glossy / ツヤのある質感
  • matte finish / マットな質感
  • soft shading / 柔らかい陰影
  • high contrast / コントラスト強め

世界観・雰囲気系キーワード

  • cyberpunk city / 近未来サイバーパンクな都市
  • neon lights / ネオンが光る夜景
  • retro city / 昭和レトロな街並み
  • fantasy forest / ファンタジーな森
  • dark atmosphere / ダークで不穏な雰囲気
  • cozy room / 居心地のいい部屋

ブログ・YouTube用に「スタイルを固定」する手順

① 自分のメディアの方向性を決める

まずは、媒体のコンセプトを整理します。

  • 真面目な解説がメイン → シンプルで落ち着いたスタイル
  • キャラクターを前面に押し出したい → アニメ調やイラスト調
  • ネタ系・バズ狙い → 派手でポップなスタイル

方向性を一度決めておかないと、記事によって絵柄がバラバラになってしまいます。

② 「ベースとなるスタイルレシピ」を作る

自分のメディアに合いそうなスタイルを1つ決めて、
毎回コピペで使える“スタイルのテンプレ”を作っておくと便利です。

例:

  • 「アニメ調、柔らかい水彩イラスト風、明るくポップな色使い、1280×960の横長構図」

この部分を必ずプロンプトの前半に入れておき、その後ろに「今回の内容」を足していきます。

③ 何度か試して「これだ」という絵柄を固定

同じテンプレを使って、
キャラやシーンだけ変えたいくつかの画像を生成してみて、
「これならシリーズ化しても違和感ない」というパターンを探します。

OKなパターンが見つかったら、それを基本スタイルとして固定
以降は、細かい修正だけで運用できるようになります。


キャラクターの「顔」をブレさせないためのコツ

参考画像を用意する

毎回テキストプロンプトだけで「同じ顔」を再現するのは、かなり難易度が高いです。

  • ベースとなる顔の画像
  • 横向き・笑顔・驚き顔など、いくつかの表情差分

を用意して、「このキャラを元にして」と指定できる環境を整えると、
キャラの一貫性がぐっと上がります。

顔に関する指定を毎回同じにする

テキストで指定する場合は、

  • 髪型(長さ、色、前髪の形)
  • 目の形・大きさ
  • メイクの雰囲気
  • 表情の基本トーン

などを、毎回ほぼ固定で書いておくと安定しやすくなります。

例:

  • 「胸までのセミロングヘアで、明るいブラウン。前髪は軽く流している」
  • 「ぱっちりした大きな瞳で、まつ毛長め」
  • 「少しギャルっぽいメイクだが、明るく親しみやすい表情」

など。


ありがちな失敗例とその対策

失敗例1:スタイルを盛りすぎてカオスになる

「アニメ調で、写真みたいにリアルで、水彩画風で、ドット絵っぽく」
…のように、方向性の違うスタイルを混ぜすぎるとAIが迷います。

対策
→ 絵柄は「1〜2個」に絞る。
 優先順位が低いものは削るか、別の要素(質感・世界観)で補強する。

失敗例2:毎回プロンプトを変えすぎる

毎回細かい表現を変えてしまうと、
「どれが効いているのか」がわからなくなり、安定しなくなります。

対策
→ 「スタイル部分」と「内容部分」を分けて考える。
→ スタイル部分はコピペ固定、内容だけ変える運用にする。

失敗例3:世界観を曖昧に書いてしまう

「なんとなく都会の夜っぽく」などの書き方だと、
回によって全然違う背景が出てきます。

対策
→ 「渋谷のスクランブル交差点のような」「昭和の商店街のような」など、
 現実の場所や時代をヒントに具体化する。


スタイル指定テンプレ(コピペOK)

ブログ・解説記事向けイラスト用

「アニメ調で、柔らかい水彩イラスト風。彩度高めのポップな色使いで、親しみやすい世界観。1280×960の横長構図で、○○している女の子のイラスト。」

シリアス・劇画調コンテンツ用

「劇画調のマンガ風。コントラスト強めで、陰影をはっきり描く。少しダークで緊張感のある雰囲気。1280×960の横長構図で、○○のシーン。」

レトロ・エモい雰囲気用

「昭和レトロ風のイラスト。少しくすんだ色味で、看板の多い商店街のような背景。ノスタルジックでエモい雰囲気。1280×960の横長構図で、○○している人物。」


まとめ:スタイル指定は「世界観の設計図」

  • スタイル指定は、絵柄・質感・世界観を決める大事なパーツ
  • プロンプトでは、
    スタイル → 構図 → 内容 の順で書くと安定しやすい
  • ブログやYouTubeでは、スタイルを固定するとブランド感が出る
  • キャラを育てるなら、顔の指定と参考画像の活用が超重要

AI画像生成を「ただのガチャ」から
「狙って作れる制作ツール」 に変えるカギが、スタイル指定です。

まずは自分のメディアに合う“スタイルレシピ”を1つ決めて、
そのテンプレを使い回しながら少しずつ調整していくのがおすすめです。

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