AI画像の“手・指”を綺麗に作るプロンプト完全ガイド｜崩壊を防ぐための最終回答

AI画像の手・指が崩れる理由

AI画像における「手」「指」は、最も崩壊しやすい部位のひとつだ。理由は以下の3点に集約される。

1. 関節数が多く、細かい形状の正確な把握が難しい
2. 学習データに“崩れた手”も含まれているため、モデルが誤学習している
3. 構図・視点により形が大きく変わるため推論がぶれやすい

このため、対策をしないと「指の本数が増える」「骨格が不自然」などの破綻が起こりやすい。

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手・指を綺麗に生成するための基本プロンプト構造

以下は、手の破綻を防ぐための基本プロンプト構造である。

コアプロンプト（重要要素）

beautiful and natural hands, anatomically correct fingers,
clean finger count (five fingers), natural finger joints,
detailed palm structure, realistic lighting and shading,
precise hand pose, high-resolution details

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角度別：手・指が崩れにくいプロンプト例

正面からの手を描く場合（真正面）

hands facing forward, five fingers visible,
natural spread, anatomically correct proportions,
smooth joints, natural nails

斜め45度の手を描く場合

hands at 45-degree angle, clear finger alignment,
natural curvature, soft shadows between fingers

手元アップを描く場合

close-up of hand, detailed skin texture,
natural wrinkles, realistic lighting on fingertips

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NGプロンプトと注意点

• vague hands / messy fingers / abstract hands（曖昧な指示は誤作動しやすい）
• too many details（過剰な装飾は破綻の原因）
• complex hand poses（複雑な指の組み方は崩壊率が高い）

また、AIモデルによっては 「指を隠す方向に補完する動き」が働く ため、
“指がしっかり見える角度” を明確に指定することが重要。

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ネガティブプロンプト（崩壊を防ぐ用）

extra fingers, fused fingers, broken hands,
distorted joints, long fingers, missing fingers,
abnormal hand anatomy, unnatural angles, deformed nails

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手を綺麗に描くための追加テクニック

1. 「手だけ」構図の補助生成

一度手だけを生成して、後から合成する方法は非常に安定しやすい。

2. 光源を明確に指定する

soft light on hands, natural rimlight, clear shadows

光が弱いと AI が形状を誤判定しやすい。

3. 指の本数を明示する

five fingers, correct finger count

これは高い効果がある。

4. “手の動作” をシンプルにする

手を複雑に動かすポーズは破綻の元なので、
初心者は「軽く広げた自然な手」から始めるべき。

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まとめ：最終回答として使える“完全プロンプト”

beautiful natural hands, detailed palm structure,
five fingers, anatomically correct fingers,
smooth finger joints, natural skin texture,
realistic lighting, clean silhouette, high detail

＋ ネガティブプロンプト

extra fingers, fused fingers, broken hands,
distorted anatomy, unnatural joints, deformed hand

これが、ミナ研として読者に胸を張って勧められる
“手と指を綺麗に生成するための最終回答”。


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