はじめに
ショート動画が広く使われるようになり、誰でも気軽に動画を作って投稿できる時代になった。編集アプリも増え、フィルターやテンプレートを使えば、見た目の良い動画を作るのも簡単になっている。
ただし、一つだけ今も負担が大きい作業がある。
それが 「字幕入れ」 だ。
字幕の作成には、音声を聞いて文字にし、タイミングを合わせ、見やすい位置や大きさに調整する工程が必要になる。特にショート動画はテンポが速いため、字幕の表示タイミングを少しでも間違えると読みにくくなり、視聴離脱につながってしまう。
多くの人は「字幕作りが面倒で動画投稿をやめてしまう」ことすらある。
本来なら企画や撮影にもっと時間を使いたいのに、字幕作業に時間を取られてしまうわけだ。
しかし今は、AIの進化によって字幕作業は大きく変わった。
音声の生成、文字起こし、字幕の自動化まで、無料ツールだけでほぼ全てを自動化できるようになった。
この仕組みを使うと、動画制作の負担が大幅に減り、短い時間で複数の動画を作ることも可能になる。この記事では、誰でも今日から実践できる「AI音声 × 字幕自動化」の流れを、分かりやすく紹介していく。
結論:AIを使えば、字幕作業はほぼ「自動」で完了する
ショート動画の字幕は、次の4つのステップで作られる。
・音声を用意する
・音声を文字に変換する
・字幕を作る
・動画として書き出す
これらは以前、すべて手作業で行う必要があったが、今はAIを使うことで
全部自動化できる。
必要なのは以下の3種類の無料ツール。
・音声AI
・文字起こしAI
・字幕自動生成ツール
これらを順番に使うだけで、手間をかけずに字幕入りショート動画が完成する。
AI音声でナレーションを作る
まずは動画で使うナレーション音声を作る。
AI音声を使うと、文章を入力するだけで自然な話し方の音声を生成できる。読み直しの必要がなく、スピード調整や声質の変更も可能。
使いやすい音声AIは次のとおり。
・ElevenLabs
https://elevenlabs.io
・CoeFont
https://coefont.cloud
・VOICEPEAK
https://www.ah-soft.com/voicepeak
短い文章でもすぐに高品質な音声が作れるため、ショート動画との相性が良い。
文字起こしAIを使って音声をテキスト化する
次は、作った音声ファイルを文字に変換する作業。
以前は手作業で音源を聞きながら文字を打ち込む必要があったが、今はAIが音声を読み取り、自動で文章化してくれる。
精度の高い文字起こしツールは次のとおり。
・Whisper(OpenAI)
https://github.com/openai/whisper
・Vrew
https://vrew.voyagerx.com
文字起こしは字幕作成の基礎になるので、精度の高いツールを選ぶことで後の作業もスムーズになる。
字幕を自動生成する
文字起こしが終わったら、字幕として動画に入れていく。
ここでもAIが活躍する。
・字幕の表示タイミングを自動で合わせる
・読みやすい長さに文章を区切ってくれる
・フォント・色・縁取りなども簡単に調整できる
こうした作業が一気に進むツールがこちら。
・Vrew
https://vrew.voyagerx.com
・CapCut
https://www.capcut.com
字幕のデザイン性も高く、難しい操作を必要とせず仕上げられる。
字幕つきショート動画を書き出す
字幕が入ったら、ショート動画の形式で書き出す。
ショート動画で使われるサイズは
・YouTube Shorts
・TikTok
・Instagram Reels
のどれも共通で「1080×1920」。
ツール側にプリセットがあるため、選ぶだけで自動で整った動画ができる。
自動化ワークフローのおすすめ手順
無料ツールだけで完結する最短ルートは次のとおり。
・CoeFontでナレーション音声を作る
・Vrewで文字起こし
・Vrewで字幕を自動生成
・読みやすい位置に字幕を配置
・ショート動画形式で書き出す
この流れなら、字幕作業に長時間を使わずに動画を作り続けられる。
よくある悩みと改善ポイント
字幕自動化を使うとき、つまずきやすいポイントがいくつかある。
・音声が早すぎて字幕が追いつかない
→ 音声速度を少しだけ下げると読みやすくなる
・字幕が1行に詰まりすぎてしまう
→ Vrewで「行の長さ」を短めに調整する
・表示位置が見づらい
→ 下部の中央寄せが基本で、重要な場面は上側に移動させる
AIだけに任せず、最後に少し微調整を入れることでクオリティが大きく変わる。
まとめ
AIを使った字幕自動化は、以前のように時間がかかる作業を大幅に減らしてくれる。
音声生成、文字起こし、字幕生成、この3つの工程は今ではどれも無料ツールで簡単に実行できる。
この方法を使えば、面倒だった字幕づくりが数分で終わるようになり、動画制作にかける負担が一気に軽くなる。
空いた時間でアイデアを考えたり、別の動画を作ることに集中できるようになる。
ショート動画を続けるうえで、字幕自動化は強力な武器になるはず。
まずは一度試してみて、自分の制作スタイルに合わせて調整していくと良い。


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