AI画像生成で“同じキャラを再現する”完全ガイド|顔・髪型・雰囲気が安定するプロンプト術

目次

AI画像生成で「同じキャラを再現する」のが難しい理由

AI画像生成を使っている人なら一度は経験していると思うけれど、
同じキャラクターを複数シーンで描こうとすると顔が微妙に違ったり、
雰囲気が変わって別人みたいになってしまうことがある。
これは技術不足ではなく、生成AI特有の性質が原因。

AIは人間のように「特定のキャラを記憶する」わけではなく、
その都度プロンプトの情報だけで人物像を組み立てている。
だからキャラに関する情報が少なかったり、特徴の書き方が曖昧だと
毎回違った解釈をしてしまい、再現性が低くなる。

さらに構図が変わったり、衣装や背景が違うだけでも
AIは「別の人物」と判断してしまうことがある。
つまりキャラを安定させるには、人間がAIに対して
しっかりと「このキャラはこういう人物だよ」と
情報を固定してあげる必要がある。


再現性を高めるためにやるべき「キャラの基準作り」

キャラ統一の第一歩は、基準となるキャラ情報を固めること。
これは特に重要で、ここが曖昧だとどれだけプロンプトを書いても
キャラクターが毎回ブレてしまう。

まず必要なのは二つ。

・基準となるキャラ画像を一枚だけ決める
・キャラの特徴を言語化しておく

基準画像はキャラクターの“顔の形・雰囲気・目・髪型”が
もっとも理想に近い一枚を選び、それを以後の全生成で必ず参照する。
複数の基準画像を使うと、AIがどれを優先していいか分からず、
結果的にキャラ崩壊が起こりやすくなる。

次にキャラの特徴を文章化して、プロンプトで毎回固定する。
例えば、年齢・顔の輪郭・髪の長さ・前髪・目の形・表情のクセなど。
文章で書くことで、AIがキャラを“抽象的な人物像”ではなく
“固定された人物”として理解しやすくなる。


参照画像(Reference Image)を使うメリット

同じキャラを量産したいなら、参照画像の活用は必須。
参照画像とは、生成の際に「この顔を基準にして描いてね」と
AIに渡すための画像のこと。

参照画像を使用すると、
・顔の骨格
・輪郭の形
・目・鼻・口の位置
・髪型の流れ
これらが圧倒的に安定する。

一方で、参照画像を使わずに文章だけでキャラを再現しようとすると、
AIは「似ているけど違う」人物を生成することが多く、
シリーズ制作やキャラ固定には向かない。

参照画像を使うときの注意点は、
“必ず同じ基準画像だけを使う”という点。
複数の角度や別の表情の画像を混ぜると、
AIが複数の特徴を平均化しようとして逆に崩れやすくなる。


髪型・目・輪郭をプロンプトで固定する

キャラの中でも特にAIがブレやすいのが
・髪型
・目の形
・顔の輪郭
この三つ。

これらはプロンプト内で毎回必ず書くことで、
AIがキャラクターを一定に保ちやすくなる。

例えば
「セミロングの茶髪、軽い前髪、大きめの丸い目、小さめの輪郭」
など、具体的に説明しておく。
キャラの外見情報を曖昧にすると、
生成のたびに微妙に印象が変わってしまう。


seed(シード値)を固定してブレを減らす

AI画像生成には「シード値」という概念がある。
これは生成する画像のランダム性を決める番号のようなもので、
同じプロンプトでもシードが変わると
人物の雰囲気や骨格がガラッと変わることがある。

一方で、シードを固定すれば
・別のポーズ
・別の服装
・別の背景
でも顔の雰囲気が揃いやすくなる。

ただし、シード固定だけでは
完全一致の再現性が出ないことも多いので、
参照画像との併用が最強。


キャラ統一プロンプトのテンプレ(ミナ研式)

そのまま使えるプロンプト例を紹介するね。

まず最初にキャラ設定を書く。
年齢、顔の特徴、目の形、髪型、雰囲気などを細かく書く。
次に画風を統一させる。
リッチアニメ風や透明感のある質感など、作品の色を毎回そろえる。
参照画像を必ず一枚指定し、同じ画像を使い続ける。
最後にseedを固定することで、キャラのブレをさらに抑える。


キャラを「複数角度」で再現するコツ

キャラ統一が難しくなるのは、別アングル・別構図を作るとき。
正面は似ているのに、横顔や斜め顔が別人になることも多い。

この場合は
・参照画像をそのまま使う
・プロンプトで角度を指定する
・髪型の説明をいつも通り入れる
この三つを守れば、安定しやすい。

角度だけ変えたいのなら、
「右向きのポーズ」「カメラ目線ではない」など
アングルだけを明記して、
他の特徴はいつもと同じ内容にするのがポイント。


衣装を変えても同じキャラに見せる方法

衣装を変えると、キャラの印象が違って見えることがある。
これはシルエットが大きく変わり、
AIが人物を別キャラとして解釈してしまうため。

衣装差分を作るときは以下を守る。

・参照画像の顔を強めに反映させる
・キャラの特徴部分は全て固定する
・服装だけを追加で指定する(顔の説明は変更しない)
・過度に違う系統の服装は避ける

特に、キャラの「雰囲気」まで服装で変えないようにする。
例えば、普段ギャル系のキャラが突然軍服を着ると
雰囲気まで軍人風に寄ってしまうことがあるためだ。


背景の違いでキャラが変わってしまう理由と対策

背景が変わるとキャラが変わるのは
AIが背景と人物の“文脈”まで変えてしまうため。
例えば、夜の街で撮ると大人っぽく、
学校で撮ると幼く見える、というように
AIが「その場にふさわしい表現」を勝手に盛り込むから。

キャラを固定するためには
・背景情報よりキャラ情報を先に書く
・参照画像の影響を強める
・キャラの雰囲気は変えない
これで安定しやすくなる。


まとめ:キャラ統一は「情報の固定」が全て

キャラを安定させるために必要なのは
AIに対して「このキャラはこういう人物」という情報を
徹底的に固定して渡し続けること。

再現性を上げるためのポイントは以下。

・基準画像は一枚に固定
・キャラの特徴を文章で明確化
・髪型と輪郭と目は毎回書く
・参照画像を全生成で使う
・シード値は固定
・服や背景を変えてもキャラ情報は変えない

これを守れば、別シーンでも別衣装でも
しっかり同じキャラとして生成できるようになる。

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